フォトスタイリストという職業があることを寡聞にして知らなかったが、ひとりでスタイリングと写真撮影の両方をこなす職業であるらしい。
このフォトスタイリストで、ワンコを専門にしている人がいることがわかったので、ネットで公開されている写真を捜してみた。
見つけた写真は、どれもとても可愛い。お洒落な雑貨や家具に囲まれて、これまたセンスの良い洋服を着たワンコが、実に良い表情で写っている。
どちらかと言えば、女性の感性に訴えるところが多い写真だと思うが、ワンコの写真も、ここまで来たかと感心してしまった。
私の友人が飼っているワンコは中型犬だし、どちらかと言えば(かなりの?)野生児なので、こういうスタイリングで写真を撮るのは難しそうであるが、小型犬を飼っていれば、きっとこんな写真を撮ってみたくなるだろうと思った。
こういう写真は、背景や小物を集めるのも、きっと楽しいだろう。
どんな写真を撮りたいか、いろいろとイメージを描きながら、集めた物を配置し、光やアングルを考え、最後はワンコに入ってもらって、思い通りの写真が撮れるようになりたいものである。
しかし、「ウチのワンコは、まずカメラに慣れるところから始めないと」とか、「あ、カメラ怖がるから無理」という飼い主さんも多いので、センスさえあれば誰でも撮れるということでもないようだ。
これとはぜんぜん趣が違うので、引き合いに出すと叱られそうではあるが、昔の「なめ猫」から始まって、「猫丼」や「猫鍋」など、猫をモデルにしたオモシロ可愛い写真は多数あるが、そういえばワンコがモデルになっているこの手のブームはなかった気がする。
近いところで、テレビコマーシャルで有名になったチワワの「くーちゃん」ぐらいだろうか。
そう思うと、なんとなくワンコというのは、集団で生活するという本能や性格の面からも真面目なキャラや優等生のキャラになりがちなのかもしれない。
しかし、ワンコの着ぐるみ写真を見ていると、飼い主さんがかなり遊んでいるのが伝わってくる写真がある。
ギャグ方面のセンスのある飼い主さんには、ぜひ新路線のオモシロワンコ写真を撮っていただきたいと期待している。
ちなみに、「なめ猫」グッズは今も新商品が発売されている。
すでに大きなブームは去っていると思うが、「なめ猫」が登場したのは1980年代なので、実に息が長いキャラである。
ワンコ写真がこれだけ進化してくると、ワンコを飼っている人も、飼っていない人も、誰もが面白くて可愛いと思うワンコの新キャラ登場も近いかもしれない。